令和7年 杉田八幡宮例大祭についてのお知らせとご協力のお願い

氏子・崇敬者の皆様へ

平素は、当宮の護持運営に格別なるご篤志を賜り、誠に有難く感謝申し上げます。
例年、新年の歳旦祭や8月の例大祭を始め、2月の祈年祭・初午祭、6月・12月の大祓式、11月の新嘗祭、世界平和祈願祭等では
皆様のご浄財のもと神事を斎行致し、国や世界の平安と繁栄、氏子皆様のご多幸と安寧を祈願しております。

3年数ヶ月に亘りますコロナ禍にありましても規模を縮小しながらも、氏神神社として祭儀の本質(=ご祭神に氏子地域をお守りいただくための大切な儀式)を変えることなく、諸儀が斎行できましたこと、重ねて御礼申し上げます。

一昨年5月、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に引き下げられ、神輿渡御(神輿を担ぎ町内を練歩く神事)を始め、露天商の出店、奉納演芸大会等の諸行事の中止や制限を設けることなく、コロナ禍前の様態で斎行致すことができました。
また、一昨年は平安時代後期の康平6年(西暦1063年)に八幡大神様がこの杉田の地に御鎮座されてより数えて960年の記念の年にあたり、自治会・町内会の垣根を越えた『子供神輿連合渡御』を併せて斎行致し、多くの子どもたちの明るく、元気で、楽しい笑顔や歓声に出会う事が出来ました。
昨年の祭礼では、当宮境内において『みこし担ぎ体験』の時間を設け、約百名の子どもたちがみこしを元気よく担ぎ、祭礼・この体験を通して、杉田の町との係りや繋がりを深め、郷土愛を高める一助となる祭礼となりました。

本年は来る八月二十三日(土)・二十四日(日)の両日に例大祭が執り行われます。多くの皆様と顔を合わせながら、同じ場所、同じ時間を共有し、町全体が一体感のもてる祭礼、初めて参加する方も楽しめる町と人との出会いの場となり、横のつながりを助成する機会となればと切に願っております。

当宮の祭礼・年間維持運営費は、皆様からの心温まるご浄財により成り立っております。
このところの物価の高騰が祭礼・年間の維持運営に関わる経費にも大きく影響しております。また、昨今顕著になっております風水害や地震への備えも急務となっております。
つきましては、出費多端の折、誠に恐縮ではございますが、何卒、例大祭の趣旨をご理解頂き、心温かいご支援、ご協力、ご奉賛の増額を賜わりますようお願い申し上げます。

尚、左記に本年の例大祭の行事などを記させて頂きますので、ご参拝の際の参考にして頂ければ幸いです。
当宮は皆様の御祖先様や身近な人々によって長い間大切に守られて来たお社です。
祭礼の佳き日に見慣れた境内をじっくり歩いて見てみますと、片隅の祈念碑や石碑や燈籠、玉垣の中に刻まれた文字に懐かしい思い出が隠れております。
また、本年も氏子総代が町内の安寧を祈願し献納された大幟(ノボリ)が鳥居両脇に高々と掲げられます。

どうぞ皆様のご参拝を心よりお待ち申し上げております。
時節柄、皆様方のご健康を切にご祈念申し上げます。


行事日程
8月23日(土)  例 大 祭 式   午前10時 斎行
        みこし担ぎ体験  午前16時 開催
    24日(日)  神輿巡幸・渡御  午前10時 宮前出発

・両日、露天商出店。夕刻、奉納演芸が開催させて頂きます。

・境内神酒所は8月23日・24日両日共に午前8時~午後9時まで開所し、ご奉賛等を受け付けさせて頂きます。
※悪天候等の諸事情により予告なしに行事等を変更・中止することがありますことご承知おき下さい。

令和7年 7 月 吉日

杉  田  八  幡  宮
宮 司  三 浦  功
総  代  一  同

お知らせ

前の記事

夏越大祓について